当院の連休明け5月7日以降の診療体制についてのお知らせです。
緊急事態宣言の延期が決定されました。
当院でも、4月いっぱいは感染拡大を最大限に抑えるためにスタッフの出入りを最低限にし、私(辺見)一人で急なお痛みの方などにしぼり診療をかなり縮小して行ってまいりました。
さらに時間の取れる4月は、当院の感染予防のさらなる安全策、器具や防護具の拡充の時間に当てようと様々な試みや投資を行い、更に精密な安全対策を用意することができたと考えております。
連休明けは、歯科に関しては少し違うフェーズに入らなければいけないと考えています。
それは、お痛みがない状態でも治療の期間が空いてしまい、仮止めなどが劣化してきていたり、治療の途中で良い方向に向かっていたものが再度感染を起こしてしまったりと、
期間を空けすぎることで起こる弊害を防止していくことも考えなくてはいけないと思います。
歯のお痛みや、症状の悪化は待ったなしです。4月に治療を延期していただいた皆様のお口の中も心配しております。
身体の入り口であるお口の中の健康を得ることは、ウイルスに対しても非常に有効であると私は考えています。
お口の中が雑菌だらけでは、呼吸器系にとっても良いことは一つもありません。皆様のお口の健康を維持することは歯科の使命です。
もちろん、いきなり通常に戻すことはまだとてもできない状態です。
ですから5月は、患者様同士の時間を最低でも30分以上空け、その時間を徹底的な感染対策の時間に使い、安全性を確保した上で、少しづつ治療を再開して行こうと考えております。
一方で、今はいらしゃるための移動などによるリスクも十分考慮し、治療をキャンセルするのは当日でも直前でも全く気にしないでご連絡下さい。
もし、いらっしゃれなくてもこの期間にどのようにお口の健康を維持したらよいか相談したい時は下記連絡先に遠慮なくご相談下さい。
辺見メール kouichi.henmi.gm@gmail.com
緊急の場合
恵比寿ヘンミデンタルオフィス 03-6712-7111
辺見携帯 090-1992-1264
歯科医院がマスコミで怖いと言われております。
その点に関して、もし気になることがありましたら、現在の私の観点から細かくお答えいたします。気になることはどんなことでもお聞き下さい。
本ブログの最後に、話題になっているPCR検査についてと日本歯科医師会からの公式声明文を載せておきます。
安全を第一に考えた上で、このような状況下でできる限りの皆様お口の健康の増進を行っていければと思っております。
不明な点はなんでもお問い合わせ下さい
___________________
*先日「新型コロナウィルスのPCR検査を歯科医師が行う」と言う報道がありました。
これは今あちこちで急ピッチでできている検査センターの人手が不足した場合などで、医師からの要請があった場合に限られる特殊な時限立法になります。
近隣の歯科医院で検査が受けれるようになるという事ではございません。
___________________
*日本歯科医師会からの声明文です。
国民の皆様へ
現在コロナウィルス感染拡大の状況を踏まえ、歯科医療機関には、緊急性が少なく延期しても問題がない治療、定期健診、訪問診療などの延期の検討をお願いしています。
また治療の延期の際には、対面せず電話などでご指導させていただくこと
があります。ご理解とご協力をお願いいたします。
一方。治療の緊急性については、痛みや腫れなどを放置すると重症化や全身への影響を及ぼすことがあります。
歯周病などの定期管理も全身状態に関係し、高齢者や特に在宅や介護施設での口腔衛生状態の低下などで誤嚥性肺炎などが生じることが懸念されます。
このように処置の緊急性は患者さんの状態により様々ですので、まずはかかりつけ歯科医にご相談ください。
不規則な食生活を避け、口の中を清潔にして細菌の数を減らすことが、誤嚥性肺炎やウイルス性疾患の予防につながります。
毎食後の歯磨きをはじめお口の健康を保ちましょう。
歯科医師、スタッフにとって感染リスクが高いとされる歯科医療現場ですが、これまで歯科治療を通じて患者さんの感染の報告はありません。
更に感染予防策を徹底し、国民の皆様の健康を守るために取り組んでいきます。
公益社団法人 日本歯科医師会