院長辺見です
久しぶりの講演活動報告ブログです。
少しづつアウトプットの機会も増えてきました。
今回のブログでは先月発売された歯科の月刊誌「クインテッセンス」6月号で執筆した記事をご紹介致します。
この企画は、記事内のリンクにスマホをかざすだけで動画を見ることができ、
細かく治療の手技や考え方をわかりやすく学ぶことのできる今までにない新しい記事で
非常に面白い企画だと思います。
今回の執筆では、歯と歯の間にある虫歯を、ダイレクトボンディング(樹脂をその場で詰める方法)で治す方法についてのレクチャーを動画で行いました。
ダイレクトボンディングについて知りたい方はこちらをご覧ください。
https://www.henmi-dental.com/treatment/repairtreatment.html
ダイレクトボンディングは、セラミック治療と比較されることが多く、どちらが持つのかという議論がよくされるのですが、私は比較して選択するのではなく、どちらも全く別の治療であると考えています。
ダイレクトボンディングは、小さい虫歯を最小限に削って詰めることができますが、大きく覆って噛み合わせを負担するには弱い材料です。
セラミックは、型取りをするために小さく治すことは難しく、ある程度大きく歯を失った部分を覆い、噛み合わせをしっかり負担する材料として非常に信頼がある強固な材料です。
この様に、どちらの治療も適材適所で考え、今問題のある歯に対して最も適切な治療を選択することが大事だと思います。
ご自身の歯にどのような治療が必要かを知っていただくことは、私は非常に重要なことだと考えています。
そのための説明には十分なお時間を取らせていただいております。
わからないことは治療前にどんなことでもご質問ください。