2019年11月17日 CMSエンドベーシックセミナーハンズオン編
ハンズオン(実習)形式一日セミナー
下半期院長辺見講演記録、第5弾は、9月に行われたスタディグループCMSでの歯内療法(根の治療)のベーシックセミナーの後編、実際に手を動かすハンズオンスタイルのセミナーです。
9月の一日講演では、まず座学として根の治療を成功させるための基礎的な部分じっくりとお話いたしました。
普段のセミナーでは座学だけで終わる場合も多いですが、今回のセミナーを企画している段階で、CMSを主催されている豊村先生から聞いた翌日の月曜日の根の治療からすぐに実践できるようにしてほしいとご依頼頂き、このような2部制のセミナーになりました。
ハンズオンセミナーとは、いわゆる実習を行い手を実際に動かして行うセミナーです。
そのために、実習の器材が必要になるとともに、実習を行う場所に歯科機材が揃ってなければいけません。
今回は、より実際の臨床に近い形のハンズオンセミナーを行うため、ファントームと呼ばれる治療用のマネキンがある施設が不可欠となりました。
第2部の参加者は先着順で16名でしたが、全員にファントームが行き渡るために豊村先生にほうぼうに当たって頂き、蒲田の新東京歯科衛生士・技工士学校の実習室をお借りできることになりました。
2ヶ月ほど前に実習室の様子を下見するために一人で早朝新東京歯科衛生士・技工士学校にアポイントをし見学させていただきましたが、衛生士さんの実習室ということでしたが、治療器具は問題なさそうで安心しました。
見学時の実習室。
とても綺麗で素晴らしい実習室です。
これが治療用マネキン(ファントーム)です。机の下から出てきます。
これで、問題なく実習ができそうということで、あとは実習するための歯の準備です。
16名分の用意を当院スタッフの協力の下、前日深夜ギリギリまで行い当日を迎えました。
セミナーのコンセプトは、明日からすぐに実践できる根の治療のポイントを知っていただくことです。
今回は、12のポイントにしぼり、一日かけてベーシックな根の治療にどっぷり漬かっていただきました。
ファントームがあることで実際の治療と同じ感覚で練習できます。
素晴らしい実習室をお借りできて本当に良かったです。
また、デモ用のマイクロスコープや、根管充填器具を貸し出していただいた企業の皆様にも本当に感謝いたします。
ご参加いただいた先生方皆さんの根の治療の臨床に少しでも役に立っていれば幸いです。
疲れ果てて懇親会で飲みすぎちゃいました?
今回、実習室をお借りした新東京歯科衛生士学校はとても綺麗で設備が整った素晴らしい学校でした。
こんなきれいな衛生士・技工士学校があるのかとびっくりしてしまいました。
私は、歯科技工士の資格も持っていますが、卒業した歯科技工士学校が老朽化してボロボロでもう今は取り壊されてなくなってしまっています。
当時を思いだし、こんな学校生活できたら良かったのにと羨ましく思いました笑。